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別人制度レポート/200匹の走り回るリスと一緒に、障がい者雇用について考える1日

別人制度レポート/200匹の走り回るリスと一緒に、障がい者雇用について考える1日

ドットライフの新條です!体験しながらなかなかブログ更新ができていなかった別人制度。今月より復活します。

今回体験したのは「リスの飼育員」です!もうすでに楽しそうですね。

・小動物と触れ合いたい
・なんらか将来飼いたい
・自然の摂理を知りたい

という動機で町田リス園にお邪魔しました。

町田駅からバスでちょこっと行ったところで、閉園時間が早いのが特徴です。夕方に行ったのですが、危うく入れないところでした。中に入るとうさぎ・モルモット・その他なんらかの動物がいるエリアと、リスがいるエリアが別れています。モルモットはとにかく数が多かったです。せっかちそうでした。うさぎが一番かわいかったです。

リスのエリアに入ると、100円で餌を買うことができます。専用の手袋をもらい、餌やりにチャレンジ。 町田リス園にいるのは全てタイワンリスだそうです。

いよいよリスと対面!!

思ったよりガッサガサでした。口の中にひまわりの種を含んでよくアニメになっているあのイメージはシマリスという種類のようです。タイワンリスはもう少し生命力が強そうな、地上戦が強そうな種類でした。

実際に餌やりにチャレンジします。

手のひらにひまわりの種を置いて目の前に差し出すと、リスが手から種を一つ取って移動し、少し運んだらその場で食べ始めます。危機管理意識が高いのか、手の上ではなかなか食べません。とにかく動きが早く、食べたらどこかに駆け出します。

職員の方いわく、普段はフルーツを食べるそうです。かなりの数のお客さんがえさをあげることもあり、時間帯によっては餌に見向きもしないそう。朝や夕方が狙い目だそうです。

***

リスを追っかけ回した1日でしたが、実は一番印象に残ったのは町田リス園に従事する方々の様子。

“障がい者自立支援法の就労支援B型施設(特定非営利活動法人 町田リス園)として障がい者(利用者)21名が勤務しています。利用者の皆さんは開園前の清掃作業、放飼場入口出口ドア開閉(リスの逃亡予防の為重要)、チケット切り、リスえさの袋作り、エサ計量、エサ詰め、モルモット/リスえさ販売、動物用かご洗い/かごリセットや外作業等々の仕事をしています。”(HPより)

とのことで、様々な方が働かれていました。

個人的にとても難しく感じたのが、誰でもできるようにと難易度を下げられた仕事は自動化など、他の手段で解決できる可能性が高くなっていくこと。個人の強みや特徴が生き、会社としても全体最適になるような働き方はなんなのか、すぐには答えが出ませんでした。

昨今メディア報道でも話題の障がい者雇用というテーマ。ドットライフではありがたいことに組織が大きくなっていく中、ダイバーシティが豊かになり、リモートワークなど、仕事の仕方も広がりました。一方で、国籍や宗教、技能特性や働き方など、様々な切り口で考えてみると、まだまだ均質性の高い組織です。「やりたいことをやる人生を、あたりまえに」というミッションを掲げている会社だからこそ、働くメンバーについても、一人一人にとって幸せな環境を提供できるようにしたい。そんな一つの切り口として、障がい者雇用というテーマについて、自分ごとで考えるきっかけになりました。

 

ものすごい緩急で固い話になりましたが、全体の所感としてはうさぎが一番かわいかったです。