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【受講者インタビュー:島袋 響さん】
独学だったインタビューの「型」が身についた。学びを生かして、想いを届けるコンテンツを作りたい

【受講者インタビュー:島袋 響さん】<br>独学だったインタビューの「型」が身についた。学びを生かして、想いを届けるコンテンツを作りたい

2020年4月から7月にかけて、another life.が開催した第1期インタビュー・ライティング講座。その卒業制作として、受講生の方々同士で受講後の感想をインタビューし合い、コンテンツにしていただきました。受講生・島袋 響さんのインタビューです。

島袋 響(しまぶくろ・ひびき)|沖縄県宜野湾市出身。中学1年の頃から独学でラジオ番組の制作を始める。2018年に高校にて校内ラジオ局「URASHOWAVE 877」を立ち上げる。約2年間、ラジオ番組やSNSを通じて、高校の情報発信を行う。2019年4月から、大学進学を機に上京。現在は、大学に通いながら、音声・映像コンテンツの制作や新規事業の企画立案に関わるほか、コミュニティマネージャーとして場作りを行う。

人の人生観や想いを届けるコンテンツ作りを学びたい

−−今回another life.のインタビュー・ライティング講座を受講したきっかけを教えてください。

母校創立50周年のウェブメディアを作るにあたって、自己流でやっていたインタビュースキルをあらためて学び直したいと思ったことがきっかけです。

このメディアは、母校の魅力を広く発信する卒業文集のようなイメージで、県内外で活躍する卒業生にインタビューをしようと思っています。どうせ作るなら、より「想いの届く」コンテンツにしたいと思ったんです。

今までも趣味でラジオ番組の制作をしていて、インタビューをする機会はよくありました。でも、すべて独学だったので、これでいいのかな?という不安はあって。

メディアを作るにあたって、あらためて自己流でやっていたインタビュースキルを学び直し、より「想いの届く」コンテンツを作りたいと思ったんです。

ちょうどその時、ドットライフ代表の方のSNSアカウントで、この講座の案内を見ました。another life.は、知り合いが掲載されていた記事がきっかけで、何度か読んでいたんです。

他にもたくさんインタビューメディアがある中で、ここまで人の生き方や価値観に深く切り込んだコンテンツを作っているのは、another life.だけだと思いましたね。

これも何かの縁だろうと、申し込みを決めました。

手探りだったインタビューを、体系的に学べた

−−約2カ月間この講座を受講されて、どのような変化を感じますか?

まず、これまで独学だったインタビュースキルについて、「型」を学んで体系的に理解できたのが大きな収穫ですね。

講座では、another life.において大切にしている「共感を生むコンテンツ」作りのノウハウを学びます。重要なのは、徹底的に深掘りして読者に追体験をしてもらうことだと知りました。深掘りのポイントとして、「4つの階層」を意識するように教えてもらうんですね。

この講座を受講してからは、どんな質問を投げかけたら深掘りができるのか、今自分はどの階層まで聞けているのか、意識できるようになったと思います。

次にライティングについては、講座内でたくさんアウトプットを重ね、フィードバックを通して新たな課題を発見できたのがよかったですね。

今までは、自分の書いた文章に改善点を指摘される機会がほとんどありませんでした。

でも、この講座では課題を提出すると、毎回いろいろな視点からフィードバックをもらいます。繰り返していくうちに、自分の文章の癖に気づきました。インタビューできちんとエピソードを聞けているのに、少しコンパクトにまとめすぎてしまっていたんです。

「どこまでを文章に落とし込むか」というバランスの問題は、これから場数を重ねて克服していきたいです。

様々な人生ストーリーが混じり合う瞬間

−−講座の中で特に印象に残っていることはありますか?

受講生どうしで深く関わりあい、お互いの人生のストーリーを共有できたことでしょうか。

講座では、ペアになってインタビューを行い、記事を執筆する機会が何度かありました。インタビューを受けて、私自身の半生を振り返り、人生観をお話ししたんです。ペアになった方とそのあと個人的にやりとりをさせてもらっていた中で、「島袋さんの生きざまが参考になりました」と言ってもらえて。

その方とは年齢も離れていて、私からしたらむしろ人生の大先輩です。私の人生のストーリーが誰かの琴線に触れ、それがきっかけで新たな価値観を生み出せたのかなと思い、とても嬉しかったです。

私自身、今までラジオ番組の制作などを通して、誰かの人生のストーリーを聞くのが好きでした。この講座に参加したことで、多種多様なキャリアの方と出会い、いろいろな人生を垣間見ることができたのもよかったです。まさにanother life.がビジョンに掲げている「人生経験のシェア」ですね。

約2カ月という短い期間でしたが、受講生どうしで深く関わり合うことができるのも、この講座の特長だと思います。

人の魅力を伝えるスキルを学びたい方に受けてほしい

−−この講座での学びを、今後どう生かしていきたいですか?

実はこの講座を受講中に、ラジオ番組の企画をさせていただけることが決まり、ゲストをお呼びするインタビュー番組を制作することになったんです。

講座で学んだ深掘りのポイントを押さえながら、インプットした知識をすぐに実践できました。これからもこの番組でのインタビューを通して、今回の学びをしっかり自分のものにしていきたいですね。

すぐにライターを仕事にするかは、まだ決めていません。でも、この番組の中でいろいろな人にインタビューした内容を、どこかで発信できたら嬉しいです。

母校の卒業生をインタビューするWebメディアは、これから取材を進めていきたいと思っています。今回講座で学んだインタビュースキルを生かして、想いのこもったコンテンツが作れると確信しています。

−−最後に、another life.インタビュー・ライティング講座をどんな人にオススメしたいですか?

私のように独学でやってきた方や、あらためてインタビューやライティングのスキルを体系的に学びたいという方には受講をオススメしたいです。短期間で集中してインプットとアウトプットを繰り返すので、確実に力がつくと思います。

受講を終えた今、another life.ならではの「想いを届ける」コンテンツ制作のノウハウをたくさん吸収できたと思っています。人の魅力を伝えるスキルを身につけたい方にもぜひ受けていただきたいですね。

インタビュー・ライティング:安心院彩(受講生)

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