検索で出会えなかった”現場の実践者”。等身大のメッセージにより、独自の研修が実現
サマリー
ドットライフでは100回以上のイベント開催・1000人以上の取材経験を生かし、イベントや研修等で要件に合った人物選定・キャスティングまでのトータルサポートを行っています。同サービスをご利用された人材開発・組織開発の研修事業を行う株式会社インヴィニオの林慎二さんにサービスを利用した背景や、実際に利用した感想をお伺いしました。
パートナー企業紹介
株式会社 インヴィニオ 林慎二様
導入事例
インヴィニオ様が手掛ける人材開発・組織開発の研修事業において、ドットライフが提供するキャスティングサービスをご利用頂きました。
検索で出会えなかった、”現場の実践者”
ーーまずはインヴィニオの事業内容について教えていただけますか?
株式会社インヴィニオは、1997年の設立以来、主に人材育成や組織開発の事業を行っています。弊社は戦略コンサル出身者によって創業された組織人事コンサルティングの会社でして、戦略コンサルファームと人材開発・組織開発会社の強みを融合した独自のソリューションを提供するという特徴を持っており、コンサルティングだけでなく、主に経営層やリーダー層向けの研修やワークショップを提案し、実行を伴走させて頂いています。
ーーその中で林さんはどのような業務を担当されているのでしょうか。
インヴィニオでは、研修の講師を担当する「エデュサー」と、「プロデューサー」の2つの職種があります。その中で私はプロデューサーとして、新規クライアントの開拓、プログラムの企画設計、内容に合った講師のアサインなどを行っています。
ーー今回、ドットライフのキャスティングサービスを利用した経緯を教えてください。
ある大企業の新規事業担当部門から「全社員に向けた新規事業コンテストの企画を行って欲しい」とご依頼をいただいたんです。全社員が任意参加対象であり、新規事業の提案に特化したコンテストを企画するものでした。これまで私たちが実践してきた研修は、選抜された経営層、リーダー層に向けた既存事業の変革に向けた研修が多かったため、イレギュラーな案件でした。
企画を検討する中でお客様より、任意参加対称となる社員の方々の中から、まずは一人でも多くの人がこのコンテストに参加しようと思って頂く事が重要とのことで、いくつかの新規事業有識者による講演を企画してほしいとの要望がありました。お客様と打合せを重ねる中で、有識者からの新規事業の手法や刺激はもちろん重要であるが、社員の方々の心に火をつけるには、同じような境遇を持った「実践者」の方々のリアルなお話を伺うことで、大企業の中で新規事業を提案する事に対する不安やモヤモヤを解消する機会も提供するべきだという話になりました。
とはいえ我々には実際にイノベーションを起こしている現場の実践者の方々との繋がりは多くありませんでした。まずはネット検索などで、新規事業に携わった経験がある実践者がいないかを検討してみたものの、なかなか見当たらず、頭を悩ませていました。そんなときに、人づての紹介でドットライフのサービスを知りました。
人物選定や条件交渉等、細かい調整をまるっとお任せできた
ーー実際にドットライフのキャスティングサービスを利用してみて、どうでしたか?
私から企画の目的やゴールイメージ「初年度の取り組みで、参加者に火をつけられるような人をアサインしてほしい」とご相談した上で、10人ほど候補をいただきました。皆、私たちが探した中では出会えなかった方ばかりで、いい意味で想定外でした。自己紹介のデータベースも情報が整理されていて、非常にわかりやすかったですね。今回初めての取り組みということで、参加者の温度感を踏まえた上でどんな方にお話頂くのかが重要でした。今回そういった要望を踏まえた上で、「この人はこんな話し方をします」などの講演者の話し方や人柄などの詳細も教えて頂いたので、そういった点でも提案の差別化することに繋がりました。またプロデューサーとしては、打ち合わせの日程調整や条件交渉などの調整をするのも仕事です。初めて依頼する方ばかりで、どうなるか不安もあったのですが、そういった細かい調整もすべて代行してくれて、非常に助かりました。
講師の1人については、ドットライフのデータベースにない方をこちらからリクエストしました。実はその方は、私から直接会社のHPで問い合わせをしたものの、音沙汰がないままだったんです。そこで諦めきれず、ドットライフさんにお願いしてみました。すると、ドットライフさんが知り合い経由でつないでいただき、キャスティングが実現しました。私だけの力では絶対にできなかったことが実現できて、非常に嬉しかったです。ドットライフさんが持つ、リレーションの力を感じました。
キャスティングの幅が広がり、新たな価値提供が可能に
ーーすでに新規事業コンテストを終えられたとのことでしたが、手応えはいかがでしたか?
登壇者の方にご自身のエピソードを交えながら語っていただきました。実施後のアンケートでは、自分たちが伝えたかった意図が伝わっていることを実感しましたね。登壇者の中には独自の造語を作ってお話しされた方もいたのですが、その造語が後に研修を行った社内で共通言語として浸透していて。参加者の方々が熱心に耳を傾けてくれたことが伝わりました。
その後、社員約3000名中400件を超える新規事業アイデアの応募がありました。想像以上の数字に驚きました。インヴィニオとしても新たな分野への挑戦でしたが、大きな手応えを感じましたね。
ーー今後、ドットライフに期待していることを教えてください。
人材育成や組織改革の具体的な手法のノウハウは我々も持っていますし、本やネット上にはさまざまな情報であふれています。しかし、その前段階のマインドセットにおいては、現場の実践者の方のエピソードの力が効果的だと強く認識しました。自身と同じような立場で、同じような苦労を抱えながら変革を実現したリアルなエピソードが共感を呼んだ結果、社員の行動の変革につながったのだと思います。
研修事業を手がける私たちとしても、その場のインプットで終わるのではなく、気づきを与え、実践に繋げてもらうことが目的です。ドットライフさんと連携することで、現場の実践者の方々の温度を高めた上で、弊社の研修やワークショップを受けて頂くというパッケージを提供できる可能性が広がりました。一緒に新たなソリューションを提供していくことで、研修を受けて頂く企業様の人や組織の変革をサポートしていきたいですね。
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