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熱量が価値観をアップデートする。
感動を、受け取る側から伝える側へ。

熱量が価値観をアップデートする。 <br>感動を、受け取る側から伝える側へ。

人生経験のシェアリングサービス「another life.」で、ライフストーリーの制作を担うインタビュアー・ライターの原さん。コンテンツを作る上での想いや、やりがいについてお話を伺いました。

原もえ/複業ライター

会社員として働く傍ら、講座に通うなどしてライティングの技術を学ぶ。2019年から、another life.のインタビュアー・ライターとしても活動。

another life.との出会い

社会人3、4年目のキャリアに悩んでいるとき、SNSでanother life.を知りました。いろいろな人の人生のストーリーが載っているので、自分のキャリアの参考にするために読み始めたんです。「自分もこういう子どもだったな、だったらこんな職業も向いているかもしれない」「興味のある職業だけど、自分はこんな風に頑張れないかもしれない」…。ライフストーリーを通して他者の人生を疑似体験することで、自分の方向性を決めるヒントが得られました。その後も、後輩から相談を受けた時などに「このメディアを読んでみて」と勧めていましたね。こんなにたくさんの一般の人のリアルな声が聞けることって、なかなか無いと思うんです。その人の活動への想いや、苦しみを乗り越えた方法。人生のヒントがたくさん詰まっていました。

一方で、働く中でライターの勉強を始めていました。所属する組織ではなく、個人の力でできることを見つけたかったんですよね。書くことが好きでしたし、今後、働き方の選択肢を広げるためにも、在宅でもできる点が魅力的でした。いくつもの講座に通って勉強し、自分が好きなインタビュー記事を書きたいと思い、メディアにアプローチしたんです。その結果、another life.で取材・執筆するようになりました。

取材・執筆をしてみて

読者から書き手になってみて、自分が相手の人生に入り込み、没入感を持って読めたのには工夫があったんだと納得しました。一方で、話の取捨選択が難しいと感じましたね。インタビューをしていると、どの話も素晴らしく感じます。でも、あれもこれもと入れ込んでも、良い原稿にはなりません。限られた時間の中でどうやってその人ならではのポイントを見つけるかが重要だと思っています。

例えばanother life.だと、さらっと話しているけれど、他の人から見るとすごいことをしていたり、最悪な出来事を違う角度から見ることで、新しい発見をしていたり。こちらもハッとするような人生のヒントがあるんですよ。それを見つけられると、私自身も感動します。宝石を掘り当てるようなイメージですね。

インタビューしているとその人に惹かれるので、ついその人に寄ってしまいがちです。でも、インタビュイーと読者の間に立っている存在だということを意識して、客観性を担保できるよう気をつけています。

インタビュー・ライティングの面白さ

インタビューをするごとに、自分の価値観が圧倒的にアップデートされるんです。友人や家族にも、深く人生を聞くことってなかなか無いじゃないですか。「こんなにすごい人でも自分を変えて社会と繋がろうとしたんだ」とか、「笑っているけれど人一倍努力してきたんだ」とか、直にお話を聞くことでしかわからない空気感があるなと思います。インタビューをして原稿を書く度、自分の中にブワーッと新しい風が吹いて、圧倒的に価値観が変わるんです。一人の人が人生を語るということは、それくらいの熱量がある。そうやっていろいろな素敵な人たちの人生に近づけるのは、一個人としてとても面白い仕事だと思います。

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https://an-life.jp/topics/253