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北川聡子さんをお迎えしてanother life .meetup for Biz「ダイバーシティキャリアを考える」3月のイベントを開催しました。

北川聡子さんをお迎えしてanother life .meetup for Biz「ダイバーシティキャリアを考える」3月のイベントを開催しました。

法人向け連続イベント「another life .meetup for Biz」2022年1-6月は「ダイバーシティキャリアを考える」というテーマで開催しています。3月は、社会福祉法人 麦の子会理事長・総合施設長で、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022子育てダイバーシティ賞の北川聡子さんをお迎えして、お話いただきました。

北川聡子さんプロフィール

1960年、北海道生まれ。遺愛女子高校在学中に福祉の道を志し、1983年北星学園大学で出会った仲間3人と障害のある子どもの支援施設、「麦の子学園」を立ち上げる。札幌市に、自閉症などの発達障害や知的障害の子から大人までを支援する55の事業所を1キロ圏内に設立。障害のある当事者や家族を地域全体で支える日本で唯一の「療育の村」を作りあげた。現在も社会福祉法人麦の子会理事長・総合施設長として、発達に心配のある子やその家族への支援を行う。

another life.記事はこちら

イベントの前半では、「療育の村」と呼ばれるほど、様々な領域の活動に広がっている麦の子会のこれまでについて、北川さんの40年に渡る挑戦を伺いました。

障害のある当事者の子どもに対するサポートから始まり、親の支援やクリニックなどいくつもの事業を行なうようになった麦の子会。活動をすすめる中で困っている人や課題と出会い、できることを広げていった結果、今があると北川さんは話します。例え単体の収益性が厳しい事業だとしても、包括的なサポートとして必要であれば、取り組んでいるというお話が印象的でした。

また、働き手の1/3ほどは、元々サポートを受けていた家族だといいます。自身が得た価値を還元したり、コミュニティに関わり続けるために麦の子会で働くようになる。繋がりの循環が生まれています。

後半の質疑応答では、困難さを感じている人との接し方や北川さん自身の活動のモチベーションなどを伺いました。

参加者からは下記のような感想がありました。

“社会をよくしたい、みたいな大きな理想を胸に日々積み重ねている姿が、朝ドラのモデルになりそうな、めちゃめちゃ素晴らしい方でした!”

“北川さんの母ではなく、世界の母!ってくらい愛情深い、しなやかでたくましい方だなって感じました。海外視察の訪問国数の多さや、40歳近くでアメリカの大学院に行ったという話はすごい!の一言。自分の目で確かめる、経験する、などバイタリティの強さは見習いたい。動き続けるのが元気の秘訣だなと感じました。イキイキしていらっしゃって、すごくパワーをもらえました。”

“企業がすべき「社会貢献」を全力でやってらっしゃって、これからもその範囲はどんどん広がるんだろうなぁと感じました。”

“インターンで働きたいなぁと純粋に思った。生の現場では色々なことが学べそうだし、できることがあると感じました。”

“「できることなんでもあるよ!」っておっしゃってたのが印象的でその人が自分を活かせてできることが当たり前にあるんだなと思った。”

another life .meetup for Biz「ダイバーシティキャリアを考える」は今後下記のスケジュールで開催します。

4月21日(木)12:00-13:30

5月19日(木)12:00-13:30

6月16日(木)12:00-13:30

複数企業合同参加で進めておりますので、参加したい、詳細を知りたいという経営者・人事担当者の方は、下記よりお問い合わせください。

https://forms.gle/ZdtYDcsuY4xDNNfM6